協働学習プロセス
(ここではMOTTAINAIプログラムの学習プロセスについて解説しています)
プログラムの協働学習は COIL/VE* 手法に基づいた7つのステップから構成されています。(*Collaborative Online International Learning/Virtual Exchange)
生徒たちは4-6名の異国混成の少人数グループに分かれて、グループで課題を進め、7ステップすべての完遂を目指します。MOTTAINAIプログラムの7ステップを以下に記載しています。
01
お互いをよく理解しよう
生徒たちはグループ毎に掲示板やビデオチャットを用いて、異文化交流を行います。趣味紹介やオンライン借り物競走などの課題を写真をアップロードしたのち、ビデオチャットで紹介し合い、互いの理解を深めていきます。
02
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生徒たちは、MOTTAINAIに関連する記事を読みグループメンバーとの議論の土台を整えます。
03
日々感じるMOTTAINAIを
共有・比較しよう
グループ毎に、生徒たちは自身の生活や自国の社会においてモッタイナイ(資源の無駄遣い)と感じる行動・仕組みについて共有・比較を行い、両国の類似点、相違点を確認します。
04
地球への影響を
調査・議論しよう
各グループは、対象とするモッタイナイ行動のために、各国で天然資源がどの程度消費されるのかを調査します。また、その行動を継続した場合、地球にどのような影響があるのかを議論します。
05
私たちにできることを
考えよう
各グループは、対象となるモッタイナイ行動及び資源の浪費をどうすれば無くす(または減らす)ことができるか、のアイディアを共有します。
06
グループの考えをプレゼンテーションにまとめよう
各グループはGoogleスライドやCanvaを用いてプレゼンを作成していきます。プレゼンには天然資源の保全について学んだことに加え、当プログラムを通じて得た文化的発見もまとめていきます。
07
プレゼンテーションで
想いを伝えよう
最終日に各グループはプレゼンとQ&Aを実施します。聴講者や質問者は学校の先生だけでなく、校長や専門家などが参加する場合もあります。