こんにちは、2024年8月の中旬からカリフォルニア大学バークレー校(以下UC Berkeley)に留学している現在三年生のHです。
このブログを通して、留学を考えている中高生や大学生に、留学の苦労や喜び、発見のリアルについてお届けし、留学へのアドバイスができたらなと思います。
今回は心も体もジメジメしたお話についてお伝えします。(最後には口直しに明るい話題も用意しています!)
プロテスト、デモ…
トランプ大統領が就任してからもう少しで1ヶ月。連日トランプ氏による様々な改革が進められており連日ニュースを賑わせています。そんな中バークレーで一際賑わせている話題があります。それは「移民問題」。バークレーのみならずカリフォルニア州はもともと移民が多い地区で(前回のサンフランシスコの中華街でも少しあげましたが。)移民問題については特に敏感です。また、カリフォルニア州内では不法移民の子でも学校に通うことができる制度があるので身近な友達が不法移民であるパターンも少なくありません。
というわけでトランプが大統領になり不法移民の厳しい統制をしていることに対して反感を持ちプロテストやデモを行う学生も数少なくありません。私は現在移民についての授業をふたつとっていますが、どちらもトランプの政治を取り上げていてニュースの理解が深まりました。また、一回オンラインの授業がありましたが、その理由が『先生がプロテストに参加するため』。先生(ここでの先生は教授ではなく大学院生勤めるティーチングアシスタントのことです)はかつて不法移民の立場にあり、現在はグリーンカードを手にいれたものの移民の問題に強い関心があり現在法学院で移民の法律について勉強しています。授業では不法移民はプロテストに参加すると顔が割れて強制送還や強制収容所に連れて行かれる可能性があるので参加しないようにと呼びかけていました。
最近雨季でジメジメした天気が続くバークレー、それに加えて不穏な空気が流れる情勢に気分が落ち込みます。

バレンタインデー
とはいえずっとジメジメしていられないので面白い話を。2月14日はバレンタインデー。日本ではチョコを送り合うことで有名な日ですが、ここアメリカでは愛する人に薔薇を贈るという風習があります。バレンタインデー近くになるとバラが軒先に並びとても華やかな雰囲気になります。また、ハートの飾り付けが街のあちこちで見られるようになります。バレンタイン限定のスペシャルドリンク(ハートをイメージしたいちごのスムージーやチョコのスムージーなど)も見かけるようになります。
I Houseではバレンタインの前にバラの販売を行い好きな人に薔薇を贈れるイベントを行っていました。そしてバレンタイン当日、なぜか私のところにバラが来ました。送り主は知らない人。とても気味悪いです。ただよくよく宛名を見ると別の人。無事薔薇がその人の元に届けられました。
皆さんも名前の間違えには気をつけましょう…

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