こんにちは、2024年8月の中旬からカリフォルニア大学バークレー校(以下UC Berkeley)に留学している現在三年生のHです。
このブログを通して、留学を考えている中高生や大学生に、留学の苦労や喜び、発見のリアルについてお届けし、留学へのアドバイスができたらなと思います。
今回は旧正月についてお伝えします。
旧正月
色々あって、長かった冬休みも終わり(主にカルト関係)、ようやく春学期が始まりました。春学期も秋学期同様新入生歓迎会やサークル勧誘のブールが軒並み並んでいたりと、最初の週同様落ち着かない雰囲気が漂っていました。ただ、そんな落ち着かない雰囲気の中、とある大きなイベントが動き出そうとしていました。それは旧正月です。
旧正月とは中国、韓国、ベトナムなどアジア圏で広くお祝いされている正月イベントです。日本の正月は太陽暦に沿ったもので毎年一月一日ですが、この旧正月は太陰太陽暦で毎年日にちが変わります。今年は一月二十九日から二月十六日までです。特にバークレーの近くの大都市、サンフランシスコはアメリカ国内で初めて中華街ができたほどアジア人が多く文化的繋がりが多い都市です。アメリカにいながら中国の文化を存分に楽しめる3週間となります。
私は旧正月初日、友人と共にサンフランシスコの中華街に行きました。ここはフラワーマーケットが行われていました。フラワーマーケットとは旧正月でお祝いに使われる花や植物や飾り付(ランタンなど)、鮑などおめでたい食べ物などが売られているマーケットです。他には衣類や雑貨なども売られていました。ちょうどフラワーマーケットに訪れた際獅子舞が行われていました。チンドン隊との音楽も相まって、大変豪華でした。市場は大変活気があり身動きが取れないほど人が密集していました。他にも黄金の猫が飾られていたり、カラフルなパンダの像がたくさんあったりとアートを楽しめる一面もありました。


来週も旧正月のイベントがあるそうで再び中華街にいきます。毎週末異なるイベントが開催されているので旧正月が終わる十五日まで全力で楽しみたいです。
旧正月の盛り上がりは中華街だけにとどまりません。IHouseでは、旧正月をお祝いする獅子舞が有志の生徒によってダイニングホールで披露されました。またダイニングホールの食事は全て中華料理、フォーチュンクッキーもつくという徹底ぶり。


さらに、先週の水曜日には旧正月特別版の中国のダイバーシティーも開催されました。ダイバーシティでは十二支の説明ブースや中国書道を体験するコーナーなど中国の旧正月を体験するコーナーだけでなく、中国のお菓子を試食できたり餃子の作り方を体験するコーナーもありました。(ここだけの話、日本のダイバーシティーが三月に行われることが決定したので、日本のダイバーシティーのヒントにもなりました。)

現在円安で海外旅行に行きにくい状況ですが、サンフランシスコに行く際は旧正月の時期に行くのはいかがでしょうか?
また一味違ったアメリカを体験することができます。
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