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UC Berkeley Diary ~February 2~

こんにちは、2024年8月の中旬からカリフォルニア大学バークレー校(以下UC Berkeley)に留学している現在三年生のHです。

このブログを通して、留学を考えている中高生や大学生に、留学の苦労や喜び、発見のリアルについてお届けし、留学へのアドバイスができたらなと思います。

今回はサンタバーバラ旅行についてお話しします!


 

プレジデントディ

アメリカには日本にはない祝日が多々あります。例えば2月の中旬、第三月曜にのプレジデントディ(President Day)。この日は歴代大統領をお祝いする日となっています。(このプレジデントディの時誰をお祝いするのか友人に聞き回ったところ、誰一人として現大統領のトランプと答える人はいませんでした。詳しくは前回のブログへ)そして何よりこの日は休日。学生の多くがこの日に溜まった課題をやったり、勉学に励んだり、旅行に行きます。

私はこのプレジデントディを含めた週末三連休、宿題をやること以外予定がなかったのでどうしたものか、と考えていました。そんな時にこんな話が舞い込んできました。

『誰か空き一人あるけれど、サンタバーバラに旅行に行きたい人?』

私は即申し込みました。こうして週末前日にサンタバーバラに旅行することが決まったのでした。

金曜日は全休だったので、三泊四日のドライブ旅。ドキドキでした。


 

サンタバーバラ旅行

アメリカ国内で旅行する際使用する交通手段は主に二つ。飛行機か車です。電車という手段もありますが、日本の新幹線のように早くてどこでもいける電車はあまりないので車や飛行機を使う人の方が多いです。今までの旅行は全て飛行機でしたが、(ボストンキャリアフォーラムなど)今回は始めて車で旅行しました。

今回の旅行は全員I-Houseの住人で、スペイン人4人、ドイツ人2人、ポーランド人1人、スコットランド人1人、ノルウェー人1人と私で合計10人。飛び入り参戦だったので仲良くできるか心配でしたがそんな心配も杞憂と思えるほどすぐに打ち解けられました。バークレーから最初の目的地であるサンタクルーズまで3時間かけてドライブ。運転は運転に慣れている人が担当していました。ありがたかったです。車内ではみんなで好きな音楽を聴き合ったり周りの風景を見てぺちゃくちゃ喋っていてあっという間に到着。

CDのジャケットに出てきそうな椰子の木達
CDのジャケットに出てきそうな椰子の木達

こんな綺麗な椰子の木と夜空のコンビネーションがみれ、南カリフォルニアに来たな…という実感が湧きました。

南カリフォルニアには必ずと言っていいほど街中に椰子の木があります。ブログには書いていませんが冬休みにロサンゼルスに行った際も必ずと言っていいほど椰子の木を見ました。その日はサンタクルーズの近くのコテージに宿泊し休息。その夜、明日以降の予定が完全に決まりきっていなかったようで、サンタバーバラに行った後ロサンゼルスに行こうかなどと話していました。今回初めてヨーロッパ系の人々と一緒に旅行をしたので『旅行の計画の立て方がだいぶルーズなのか』と少しカルチャーショックを受けました。


翌日はサンタバーバラへ。昨日はスーパーに行ったものの、そういえば朝食買っていないなと思っていたそんな時、コテージの冷蔵庫から大量のチーズにパン、ハム、そして袋いっぱいのバナナが出てきました。『そんな食料どうしたの?』と聞いたところ、なんとI-Houseのダイニングから持ち出したとのこと。事前に食べ物は持ってきてと言われていたのですが私はダイニングホールから大量の食料品を持ち出す勇気がなくもともと持っていたい食べ物を持ってきましたが、ダイニングホールからあんなに大量の食料品を持ち出していたなんて。『高い寮費払っているからいいでしょ!!』と弁解していたけれども、それでもダメでしょ!と2度目のカルチャーショックを受けました。(本当は軽食程度以上の食料品を持ち出してはいけません)

車で途中下車しながらのんびりドライブをしました。人懐っこい(というより観光地で餌を与えられてしまった結果人に慣れてしまっていた)リスや鳥たちに遭遇したり、たまたま立ち寄ったお店でカレンダーをもらったりと旅の道中での出会いも多々ありました。その中でも一番感動したのは途中でたまたま降りたビーチ。白い砂浜のその美しさには圧倒されました。



写真では美しさが伝えきれない白い砂浜ビーチ
写真では美しさが伝えきれない白い砂浜ビーチ

実は交換留学を考えているとき、カリフォルニア大学の各校舎について調べていたことがありました。そんな中一際目立つキャッチフレーズを持つ大学がありました。それは



『天国に最も近い大学』



これはカリフォルニア大学サンタバーバラ校のキャッチフレーズで美しいビーチや校舎があることからこう言われています。この白い砂浜を見ていた時、なるほど、これは天国に近いな、と妙に納得していました。


ビーチも堪能したところでサンタバーバラの宿(コテージ)に到着。今回の宿はキッチン付きで、レストランの値段が高く躊躇してしまう貧乏な大学生にとって自炊できるのはありがたかったです。スーパーでパスタとパスタソースを買いコテージに着き調理開始。みんなで楽しくいただきました。


翌日はサンタバーバラ市内を散策。日中は見たこともないような豪華絢爛な裁判所に行ったり、教会に立ち寄ったり、お店でショッピングをしました。途中で立ち寄ったオリーブオイル屋さんでみんなでテイスティングをしやりすぎて気持ち悪くなったのもいい思い出。

夕方にはビーチに行き夕陽の美しさにみんなうっとり。

この市内散策でサンタバーバラの魅力にたっぷり浸れました。何より天気がよく、空が青く綺麗。個人的にはホームレスが全くおらず、街中のゴミも少なく観光地として環境整備が徹底されているなと実感しました。


夜にはお酒を嗜んで、たくさんお話をして最後のサンタバーバラの夜を堪能しました。

(アメリカではお酒が飲めるのは21歳以上なので注意しましょう)


翌日は帰寮日。名残惜しいですがサンタバーバラに長く滞在しすぎてしまうと授業とひしひしと迫ってくる中間テストに多大なる被害が出てしまうので泣く泣く帰路へ。7時間休憩一回のみのドライブは長かったもののおしゃべりとみんなの好きな音楽鑑賞会であっという間に寮へ。アルバード、マリア、運転ありがとうございました!

旅行日前日に飛び入り参戦したサンタバーバラ旅行、とても楽しかったです!

参加してよかった!


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